こんにちは！
担当の渡辺です！
今日は～高性能な家づくり≒幸せ～
について書かせていただきます。
スマホ一つあれば家づくりに関する情報がたくさん手に入り便利である反面、何が正解なのかよく分からなくなってしまいます。
「高性能」「地震に強い」「自然素材」「１００年住宅」「女性の考えた」「建築家と作る」etc・・・
これらはとても素晴らしいもので、どれも捨てがたい。
でも現実的には全てを満たす住まいを実現することはできません。
だから何が正解なのか、より良い選択なのか本当に迷ってしまいます。
施主様と工務店やハウスメーカーの間で何がお互いを引き合わせるのかというと、
それは価値観に他ならないと思います。
間取りや見た目が気に入ったり、各社ならではのこだわりに惹かれたり、色々な考え方に共感したり
施主様と建てる側の価値観が合致した時に理想の住まいづくりが実現されます。
現在、高断熱高気密などの高性能住宅やＺＥＨ、耐震性に優れた住宅に対する情報がとても多く、
「高性能住宅じゃなければ損だ」「高性能住宅じゃなければ失敗だ」のような風潮になってきているなと感じています。
確かに私たちも高性能と呼ばれる住宅を手掛けていますが、これは私たちが施主様のためになると思い取り組んでいる価値観であり、
全ての方にとって正解になるとは思っていません。
住宅の性能や構造を含め、どのような住まいを提供することが施主様の幸せに繋がるかを考えるのが私たちの務めであり、
施主様にはのびのびと間取りやこれからの生活を想像していただく形こそ本来の楽しい住まいづくりなはずです。
失敗しないために施主様も勉強を強いられている風潮がありますが、その中身が本来の姿とは離れてきてしまっているのかなと感じ、
今日の題材にさせていただきました。
素敵な見た目、外部空間・庭との調和、街並みに合った雰囲気づくり、団らんの時間を充実させる空間づくりなど
これらも工務店によって十人十色の特色があり、施主様の価値観もまた十人十色。
私たちも注文住宅を請け負う実務者・業者として施主様のご要望に寄り添い、その中で高断熱高気密による快適な住環境の実現や
地震に強い住まいの安心感を大切な価値基準として持っているのです。
私たちは高性能住宅を提供してきたことで、施主様に満足をしていただけています。
もちろん間取りの打ち合わせなども何回も何回も重ねた上でです。
高性能化をするにあたり、何かを押し付けてしまうようなことはなく、
あくまでもご希望の間取りや生活スタイルを伺いながら、省エネに寄与する工夫を考え、抱き合わせて、
より良くしていくことがお打合せです。
私たちの役割は、施主様のご希望やご要望を叶えることで、その裏側で住まいの質を高めるために何をご用意できるか、
この合う合わないが大切な価値観と思っています。
ご参考にして頂けたら嬉しいです。
ありがとうございました。
（株）渡辺工務店
渡辺一紘