見学会の御礼と込めた思い

   

こんにちは!
担当の渡辺です!

構造見学会にご来場いただいた皆さま、大変ありがとうございました。
1組1時間というコマ割りが大変短く感じてしまうほどに、充実した時間を過ごすことができたと感じています。
また完成見学会も開催予定がございますので、皆さまのご来場をお待ちしております。

見学会では構造計算書と現場の施工を見比べていただいたり、断熱気密施工の精度をご覧になっていただこうと
考えていたのですが、まさかこんなにも内容の深い見学会になろうとは・・・
というのが率直に思ったことです。

本当に素晴らしい住まいづくりを進める上での要素や条件に基本的な事項として温熱環境が入ってきましたね。
このようなスタンスの住まいづくりを学び、実践し、改善することを数年つづけてきて、私自身このような
変化を求めていました。

弊社が、私がご提案をさせていただく仕様や工法が正解だとは思っていません。
数ある住まいづくりのご提案の一つであることは重々承知であります。

大切に考えていることは一つ一つの仕様に選定理由があることと思っています。
また、その材料の特徴を知って、仕上げまでを考えてご提案がされなければならないです。
基礎断熱+床下設置の換気扇+床下エアコン+無垢フロア無塗装品+床表面温度+体感温度、床面はこの組み合わせに理由があり、
グラスウール断熱材+調湿気密シート(防湿気密ではない)+石膏ボード+オガファーザー・デュブロン塗り 壁・天井にも理由があります。

耐震等級も外壁の選び方も何でもそうですが、工務店として基本やベースの組み合わせは理由があるからこそあって当然ではないでしょうか。
これは住まいづくりを縛りつけるものではありません。
新建材の床を貼ってビニールクロスを貼って仕上げてもお住まいとしては成立しますし、望むお施主様もいらっしゃいます。
施工者が大切に考えていることと、お施主様が望む理想のお住まいが合致すればそれが1番であります。
流行りだから、メーカーに勧められたから、周りで良いと言っているからなど、単体で良し悪しをお話する工務店さんいらっしゃると思います。
そんな工務店さんって、自分の考えが組み込まれていなくないですか?
「この材料が良いらしい」とご説明があるならば、何がどう良くて、どんな組み合わせをしたら効果的かまず考えてからだと思います。
その答えが適切かどうかも大切ですが、何よりもまず考えてからご提案するということが大事になりますよね。

構造見学会では結構このような感じの話を多くしていました。
構造のご見学を希望されているお客様は、本当に良いものを探し求めてらっしゃるなと理解していますので、
私もお伝えしたいことやお答えできることには本気で対応をさせていただいたつもりです。

このブログを読んでいただいて、もしご興味を持っていただけましたら、次回の構造見学会では是非ともお話をしましょう!
完成見学会だけではダメという話ではないです!
構造見学会は構造しか見れない分、話の焦点が合いやすいので、おすすめです!

これからもできる限りの発信を通じて住まいづくりのお手伝いをさせて頂きたいと思います。
ありがとうございました!

渡辺工務店
担当 渡辺